Proffieboard Setting Manual

最終更新日:2026年9月20日(ProffieOS 8.x 対応)

注意事項

Proffieboard の設定変更には、ある程度の技術的知識が必要です。お客様ご自身でのカスタマイズは自由に行っていただけますが、設定変更によって生じたトラブルや故障等、その他の不具合は保証期間内であっても有償修理となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

設定変更を行う前には、必ずSDカードのファイルバックアップを取ったうえで作業を行ってください。

SDカードの取り外し方法について|SYBER SABERS

なお、パソコンやOS、バージョン等の条件はお客様によって様々であるため、環境構築・設定に関しての個別のサポートや対応は行っておりません。

本ページの内容はあくまでも参考情報であり、設定変更は自己責任でご対応ください。設定変更によって生じたトラブルや損害について、当店は一切の責任を負いません。

設定変更にあたり必要なもの

Proffieboard V2.2 / V3.9 の設定変更環境を作成するために必要なもののリストは以下の通りです。

  1. セーバー本体または基板: Proffieboard V2.2 または V3.9 の基板、もしくはそれを搭載したカスタムライトセーバーが必要です。
  2. コンピューター: Windows 10(または11)がインストールされているパソコン。Macにも対応していますが、本手順はWindowsを使った説明となります。
  3. ソフトウェア: Arduino IDE(Arduinoの公式ウェブサイトから無料でダウンロード可能)。必要に応じて Zadig(Zadigの公式ウェブサイト)。いずれも最新版で問題ありません。
  4. USBケーブル: ProffieboardをPCに接続するためのUSBケーブル。Proffieboard V2.2 / V3.9 とも端子は Micro USB です。データ通信対応のケーブルをご使用ください(充電専用ケーブルは不可) 推奨:オーディオファン 両端L字型 マイクロUSBケーブル
  5. インターネット接続環境: Arduino IDEとProffieboard用ボード定義のダウンロード、およびProffieOSの最新版の入手に必要となります。
  6. ProffieOSのソフトウェア: Proffieboard用のファームウェア。ProffieOSの最新版は、ProffieOS (hubbe.net) から無料でダウンロードできます。提供されている最新版で問題ありません(現在の最新は ProffieOS 8.x です)。
  7. テキストエディタ(任意): コンフィグファイルの編集用として使用します。ここではサクラエディタ (sakura-editor.github.io)を使用し解説します。

Proffieboard の設定変更手順

ステップ1: Arduino IDEのインストール

  1. Arduino IDEのダウンロード: Arduinoの公式ウェブサイトからArduino IDEをダウンロードします。画像は IDE 2.2.1 ですが、入手時の最新版で問題ありません。
    proffie_setting1
  2. インストール: ダウンロードしたファイルを実行し、指示に従ってArduino IDEをインストールします。

ステップ2: Proffieboard用ボード定義のインストール

  1. Arduino IDEの起動: インストールしたArduino IDEを開きます。
  2. 追加のボードマネージャURLの設定: 「ファイル」メニューから「環境設定」を選択し、「追加のボードマネージャURL」に以下のURLを追加します。
    https://profezzorn.github.io/arduino-proffieboard/package_proffieboard_index.json

    proffie_setting2
  3. ボードマネージャの起動: 「ツール」メニューから「ボード」→「ボードマネージャ...」を選択します。
  4. Proffieboardの検索とインストール: ボードマネージャで「Proffie」を検索し、表示された Proffieboard by Fredrik Hubinette の「インストール」ボタンをクリックします。画像ではバージョン3.6となっていますが、取得時の最新バージョンで問題ありません。
    proffie_setting3

ステップ3: ボードとSDカードアクセス方式(DOSFS)の設定

⚠ 重要(旧手順から追加された項目です): 現在のProffieboardプラグインでは、ボードを選択した後に「DOSFS」の設定が必要です。ここが正しく設定されていないと、SDカードを読み込めず正常に起動しません。基板によって設定値が異なります。
  1. ボードの選択: Arduino IDEの「ツール」→「ボード」→「Proffieboard」から、お使いの基板を選択します。
    • Proffieboard V2.2 → Proffieboard V2
    • Proffieboard V3.9 → Proffieboard V3
  2. DOSFSの設定: 「ツール」→「DOSFS」を、基板に合わせて設定します。
    • Proffieboard V2 → 「SDCARD (SPI)」
    • Proffieboard V3 → 「SDCARD (SDIO High Speed)」

ステップ4: ドライバのインストール(パターン1・推奨)

現在のWindows環境では、通常このパターン1(ProffieDFU)のみで完了します。パターン2(Zadig)は基本的に不要で、DFUがうまく動作しない場合の代替手段です。
  1. ProffieDFUのダウンロード:ProffieOS DFU を入手しインストールします。直リンク:proffie-dfu-setup
    これにより、従来 Zadig(パターン2)で実施していた工程をスキップできます。お使いの端末や環境でDFUが実行できない場合のみ、パターン2を実施してください。

ステップ4(代替): ドライバのインストール(パターン2・Zadig)

※ パターン1(ProffieDFU)で問題なく書き込みができる場合、この工程は不要です。

  1. Zadigのダウンロード: Zadigの公式ウェブサイトからZadigをダウンロードします。
    setting_zadig1
  2. Zadigの実行: ダウンロードしたZadigを実行します。
  3. Proffieboardの接続: ProffieboardとPCをUSBケーブルで接続します。
  4. ドライバのインストール: Zadigの画面から「Options」→「List All Devices」を選択すると、接続されている機器一覧が表示されます。STM32 BOOTLOADER をリストから選んで「WinUSB」を選択し、「Install Driver」または「Replace Driver」をクリックします。
    setting_zadig2

ステップ5: コンフィグファイルの編集とボードへの書き込み

コンフィグファイルの準備

  1. ProffieOSのダウンロードと展開: ProffieOS (hubbe.net) をダウンロードし、任意の場所に展開します。
  2. コンフィグファイルの配置: ProffieOSフォルダ内にある「config」フォルダにコンフィグファイルを保存します。
  3. コンフィグファイルの編集: テキストエディタを使用して、コンフィグファイルを編集します。衝突感度、LED数、フォント、LEDの発光方法などがカスタマイズできます。

Arduino IDEでの操作

  • ProffieOSフォルダ内のProffieOSスケッチ(.inoファイル)を開きます。
    Proffieboardsetting
  1. スケッチ内でのコンフィグファイルの指定: ProffieOSスケッチの最初の数行に、使用するコンフィグファイルを指定するコードがあります。#include "config/your_config_file.h" のように、準備したコンフィグファイルのパスを指定します。
  2. ボード・DOSFS・ポートの選択: ステップ3のとおり「ボード」と「DOSFS」を設定し、さらに「ツール」→「ポート」でProffieboardが接続されているポートを選択します。ボードが表示されない場合は「ツール」→「ボード情報を取得」をクリックしてください。
  3. スケッチのアップロード: Arduino IDEの左上にある「アップロード」ボタン(赤枠)をクリックして、設定をProffieboardにアップロードします。書き込みには1分程度かかります。
    proffie_setting_upload

設定変更 例1:ブレードLEDパラメーターの変更

例)ブレードLEDの設定数を変更する場合:
コンフィグファイルを開き、下のほうにある BladeConfig blades[] の部分にある赤線の数字を変更します。
この数字はメインブレードのLED数を表しており、画像のように 115 と設定した場合はブレード内の115個のLEDを点灯します。
LED数 115 は 32インチ(約80cm)のブレードに相当します。

32inch

約90cmのブレードを使用する場合は、132 に設定してください。

36inch

コンフィグファイルの書き換え後は上書き保存し、Arduinoを使い対象のセーバーにアップロードすることで設定が反映されます。

推奨USBケーブル

Proffieboard V2.2 / V3.9 共通(Micro USB)

オーディオファン 両端L字型 マイクロUSBケーブル
頭が小さく、USBを差し込むスペースが狭いシャーシでも使いやすい形状です。

データ通信に対応したケーブルが必要です。充電専用ケーブルでは書き込みができません。見た目では判別できないため、書き込みがうまくいかない場合はまずケーブルを疑ってください。

参考リンク

Proffieboard V2 (hubbe.net) Proffieboard V2.2 の基板仕様・端子配列について

Proffieboard V3 (hubbe.net) Proffieboard V3.9 の基板仕様・端子配列について

ProffieOS Documentation: Proffieboard Setup (hubbe.net) Proffieboardのセットアップ方法について

ProffieOS Documentation: Configuration (hubbe.net) コンフィグファイルの各項目の書き方について

Proffie V2.2 Setup Tutorial 設定手順の動画(英語)